調理時に捨ててしまいがちな野菜の根元やヘタを水につけたり、植えたりして再生させる「リボーンベジタブル(リボベジ)」。自宅で簡単に野菜を育てられると話題だ。コロナ禍で外出しにくい時期が長く続いたことも追い風になった。親子で取り組めば、楽しみながら食育につなげられる。
初級編 小ネギ、ニンジン、豆苗
リボベジの最大の魅力はキッチンやリビングの一角で栽培できることだ。「普段食べる野菜の残りを使うので、ハードルが低い」。長野県出身の農業コンサルタントで、昨年三月ごろからリボベジの栽培方法を動画で配信する宮崎大輔さん(33)は話す。
畑がなくても、親子で挑戦すれば野菜がどう育つのかを教えることができる。宮崎さんは「自分で育てると愛着が湧く。野菜嫌いの子どもに、ぜひ取り組んでほしい」と期待する。
初心者にお薦めなのは豆苗や小ネギ、根が付いた状態のサニーレタスだ。どれも、食べずに残した根っこの部分を、水の入ったコップやトレーに入れるだけ。三日〜一週間で再び葉が伸びる。キッチンばさみで切り取り、サラダの具材や薬味に使うとおいしい。少なくとも二回は収穫できる。
ダイコンやニンジンのヘタも同様だ。平たい小...
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