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Thursday, May 14, 2020

コーヒーでウガンダの子どもたちを学校へ 7年越しの夢かなえカフェ出店 浜松市(静岡朝日テレビ) - Yahoo!ニュース

 7年越しの夢を叶え、浜松市にカフェをオープンした男性がいます。日本では珍しい豆を使ったこだわりの1杯を作る男性が、次に目指す夢とは。

もへじ珈琲店 山本毅さん:「美味しいって言われると、涙が出ちゃいますね」

 山本毅さん、42歳。今年1月、7年半勤めた産業廃棄物のリサイクル会社を辞め、先月、長年の夢だったカフェを開きました。

もへじ珈琲店 山本毅さん:「20代後半くらいから、喫茶店に行くようになって、自分が空間を提供する側になりたいなと、その時漠然と思った」

 山本さんは7年前から、会社に勤めながら、夜はカフェでアルバイト。週末にはイベントでの移動販売を続け、腕を磨いてきました。

もへじ珈琲店 山本毅さん:「自分が思った以上に時間はかかったんですけど、一つ一つ無駄になったことはなかったなと思いますね」

ウガンダのコーヒーと生産者への思い

 店内の壁に描かれた地図には、浜松からアフリカ内陸部にあるウガンダへの航路が描かれています。店で扱うのは、ウガンダで生産されたコーヒー豆・1種類のみ。日本ではあまり使われていないといいます。

もへじ珈琲店 山本毅さん:「このウガンダのコーヒー豆に出会って衝撃でした、香りと味。そこでロースターさんの思いもそこで聞いたんですけど、このウガンダのコーヒーを日本中に広めたいっていう、その一言がすごく印象にあって」

 農薬や肥料を使わず、自然の力だけで栽培されたコーヒーに惚れ込んだ山本さん。去年の3月には現地を訪れ、ウガンダの豆を使いたいという思いをさらに強くしました。

もへじ珈琲店 山本毅さん:「貧困層の通う小学校なんですけど、みんな本当に笑顔で、行ったらすぐに教室で歌をプレゼントしてくれて」

 農家の子どもたちは、コーヒー豆の収穫期になると学校には行かず、収穫の手伝いに専念します。

もへじ珈琲店 山本毅さん:「なんとか子どもたちが年間通して学校に行けるように、コーヒーで得た収益をチャリティーとビジネスで返していけたらと思いますね」

山本さんの夢を傍で支えているのが、妻の朱唯芝(しゅ・いし)さん(28)です。

妻、朱唯芝さん:「コーヒーの話すごく熱く語る人なんで、そういうところ魅力的だなって思って、一緒にお店やれてすごいうれしい」

 そんな2人のもとに、山本さんの地元の友人や後輩などから開店を祝う花が次々に届けられます。

もへじ珈琲店 山本毅さん:「こちらのお花、自分が1月まで働いていた会社の社長なんですけど」

花に込められた思いに、思わず涙…

山本さん:「辞めた会社の社長が、ここまでしてくれるのは、ほんとうれしいです」

 そして迎えたオープン当日。朝7時半の開店と同時に、早速お客さんが。

男性客:「(コーヒーを飲んで)深いですね。この周りには、こういう店はなかったので、いいんじゃないでしょうか」

テイクアウトの男性客:「母親が来たいって言っていたので、母親と2人で来ます」

 山本さんとウガンダのコーヒー豆を引き合わせた木下正義さんも名古屋から駆け付けました。

木下正義さん:「ウガンダコーヒーのコンセプトにすごい合っているし、自然栽培というところで」

 山本さんはコーヒーを淹れながら、カウンターに立つ喜びを噛み締めます。

もへじ珈琲店 山本毅さん:「じわっとくるものがありました。地元の人に愛される、みんなの居場所だと思ってもらえるような場所にしたいと思います」

 念願のカフェをオープンした山本夫妻。コーヒーで、ウガンダの子どもたちを学校へ。2人の夢は始まったばかりです。

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May 14, 2020 at 08:08AM
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