JR東日本は12月8日からCrown Technologiesと連携し、ロボバリスタ「Ella(エラ)」を活用したコーヒーサービスのテストマーケティングを開始しました。
東京駅銀の鈴広場には完全自動でスタンドアローン型のElla X、横浜駅JRE MALL Cafeにはインテグレーション型のElla Yを導入してカフェオペレーションの効率化に関する効果を検証します。
Crown Technologiesはシンガポールのスタートアップ企業で、もとは2016年にグルメコーヒーショップとしてスタートしましたが、スタッフの入れ替わりなどによる人材不足のリスクを解決するために、ロボバリスタEllaでのコーヒー提供を開始しました。
Ellaのコーヒーマシンユニットにはデロンギの取り扱う業務用ブランドEversysの業務用大型フルオートコーヒーマシン「カメオC'2m」を採用し、搭載されたロボットアームにてコーヒーを提供します。1時間あたり200杯のコーヒーを作ることができます。人間のバリスタ比で4〜5倍の効率でコーヒーを一定の品質で提供できることが強みとしています。
利用者は、専用のスマホアプリからのモバイルオーダー(クレジットカード決済)か、現地のタッチパネルで直接オーダーするタッチオーダー(Suicaなど交通系電子マネー決済)にて購入します。
メニューはアメリカーノやカフェラテなど5種類を展開し、オプションでキャラメルシロップなどを加えることができます。提供されるコーヒーの特徴としては、コクの強いいわゆるフルボディタイプです。日本の消費者の好みに合わせた味の調整を行い、ブラックメニューだけではなく、カプチーノ等のミルクメニューもラインアップされています。
アメリカーノを試飲しましたが、アツアツで濃度が高いコーヒーで、脳にカフェインがずっしりと広がり、久々の朝からの取材で眠たかった脳がシャッキリと覚めました。東京駅、横浜駅に出向いた際はロボットバリスタが淹れたリッチコーヒーを堪能してみてはいかがでしょうか?
からの記事と詳細 ( 1時間で200杯の本格コーヒーを淹れるロボバリスタ「Ella」がJR東京駅で稼働開始 - Engadget日本版 )
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