突然ですが、テレワーク中の昼休みってどんな風に過ごしていますか?テレビ会議が朝から立て続けに入り、途中で宅配便が届き、洗濯や掃除も同時進行。急いで昼食をとった後はまた打ち合わせ。自宅にいるものの、なにかと慌ただしくて昼休みを意識的に取るということは案外難しいですよね。
そんなことを感じていた矢先、知り合いが教えてくれたのが「#おうちコーヒー #BrewHome」でした。こちらは、2014年のワールド・バリスタ・チャンピオンシップにてアジア人初の世界チャ ンピオンとなった井崎英典さんが中心となって手がけるクラウドカフェ。新型コロナウイルスによって、様々な不安や孤独を感じる人たちの支えとして、みんなでひとつのテーブルを囲むように、コーヒーを共に飲みながら同じ時間に過ごそうと立ち上げたソーシャルプロジェクトです。
このカフェがオープンするのは、毎日13時30分〜14時までの30分間。井崎さんがファシリテーターとなり、コーヒー好きがマイカップに淹れたコーヒーを持ち寄り、「#BrewHome」の掛け声で画面に向かってカップを掲げてスタート。私が初めて参加した日は、オーストラリアでベストバリスタに選ばれたコーヒーショップ「ARTIFICER」の日本人オーナー佐々昌二さんが参加し、シドニーの新型コロナの状況や現地のコーヒー屋さんの特長などを語ってくれました。
井崎英典さん。
井崎さん曰く、「毎日決まった時間にここを訪れることを楽しみにしてくれる人が日に日に増えていて、この場所が癒やしになっていると言ってくれる人が多くて嬉しい限り。コーヒーは単なる飲み物ではなく、コミュニケーションツールやシーンだと思うんです。はい、次!というようにスイッチの切り替えをしてくれる存在。ZOOM画面に顔を出さなくても参加できるし、ラジオを聴くようにBGMとして流している人もいるんですよ」
その使い方、特にノーメイクの女性には有り難い! それに、実際にカフェで隣のテーブルの人の話が自然に聞こえてくるような程よい心地よさも感じます。ちなみに、こういった感じのクラウドカフェは他にも存在するようなのですが、それらはコアなコーヒー好きに向けた淹れ方講座やマニアックな焙煎の話などが多いそう。しかし#BrewHomeは、コーヒー愛好家のクリエーターがコーヒーがインスピレーションに与える影響を語ったり、コーヒーをお供に読みたい本やおすすめのカップについて語るなど、ランチタイムに聞くにはちょうど良い。
「面白いことに常連さんの間では、『またお会いしましたね』という感じで彼らの間でチャットが繰り広げられているんです。友だちを連れてきてくれる人もいたり。カフェでの当たり前の日常がオンラインに移行しただけなんですよね」と井崎さん。
そう言われると私も、会社の近くにある行きつけのカフェ「TINTO COFFE」にランチタイムや夕方に気分転換として同僚と行っていたあの時間が恋しい!と思ってしまいました。今まさに人々が欲しているのは、他愛もない会話やありふれた日常の素晴らしさを取り戻すことなんだと実感。夜はZOOM飲み会で気心知れた仲間と酔うのも良いけれど、ランチタイムは「コーヒー」という共通項でオンライン上の人々と集うのも、ステイホーム期間中に新たに生まれた過ごし方のひとつだと思います。すっぴんでも人見知りでもOK。カフェにふらりと立ち寄る感覚で、ZOOMをクリックしてみるのも面白いですよ。
#BrewHome
毎日13:30〜14:00に開催
(※5月31日までは毎日開催予定。6月以降の情報は公式サイトでご確認を)
http://brewhome.qahwa.co.jp/jp/
"コーヒー" - Google ニュース
May 16, 2020 at 09:35AM
https://ift.tt/2ApYsev
「おうちコーヒー」で人と繋がる、テレワーク中の昼休み。(Mayumi Numao) - VOGUE JAPAN
"コーヒー" - Google ニュース
https://ift.tt/3bCWVjg
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
No comments:
Post a Comment