天皇陛下は25日、皇居・宮殿で来日中のローマ教皇(法王)フランシスコと会見された。陛下が教皇と会われるのは初めて。陛下は宮殿の南車寄せで教皇を出迎えると、スペイン語で「日本へようこそ。お目にかかれてうれしく思います」と話し、にこやかに握手を交わされた。
宮内庁によると、会見は約20分間、通訳を介して行われた。陛下は、教皇の長崎、広島訪問や東日本大震災の被災者との面会に触れ「日本の人たちに心を込めて寄り添っていただいていることに感謝します」と述べられたという。
教皇は幼少のころから、皇室に尊敬の念を抱いていたとし「上に立つ方が威厳を有する国は、その国民が威厳を有することになるのです」と話した。また、環境問題なども話題に上ったという。
ローマ教皇の皇居訪問は昭和56年、昭和天皇と当時の教皇ヨハネ・パウロ2世との会見以来。陛下は留学中の59年にバチカンを訪問した際に、上皇ご夫妻は平成5年にイタリア・ローマ郊外で、ヨハネ・パウロ2世とそれぞれ面会されている。
秋篠宮ご夫妻は28年のイタリア公式訪問の際、バチカンで、教皇フランシスコを表敬訪問されている。
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2019-11-25 03:03:00Z
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