2019年07月24日19時24分
京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオで34人が死亡した放火殺人事件で、青葉真司容疑者(41)=殺人容疑などで逮捕状=が事件前日、台車を押しながら最大で10キロを徒歩で移動していたことが24日、京都府警の調べで分かった。京アニ本社や別のスタジオにも立ち寄っていたとみられ、府警は同社施設の下見を繰り返したとみている。
府警によると、各地の防犯カメラの映像などから足取りを特定した。青葉容疑者は事件前日の17日、京都府宇治市のホームセンターで台車やガソリンを入れる携行缶などを購入。その後、徒歩で台車を押しながら、第1スタジオのある京都市伏見区に向かった。
途中で京アニの本社や第5スタジオにも立ち寄ったとみられ、1日で少なくとも数キロ、最大で10キロを徒歩で移動した可能性が高い。17日夜は現場から約500メートルの公園で野宿し、18日午前に事件を起こした。第1スタジオには、ホームセンターで台車などを購入する前にも立ち寄っていたという。
服装はずっと変わらず、赤いTシャツにジーンズ姿だった。所持品からはスマートフォンなどの通信機器が見つかっておらず、府警は16日午前に滞在したJR京都駅前のインターネットカフェで、スタジオやホームセンターの場所について情報収集した可能性があるとみて調べている。
2019-07-24 10:24:00Z
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019072400504&g=soc
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