福島県国見町の伝統野菜「長ニンジン」の収穫が始まった。福島県の郷土料理「いかにんじん」に主に使われ、年末年始に向けて収穫が最盛期を迎える。
オレンジ色の根の部分は長さ70~90センチになる。阿武隈川と滝川が合流する町南東部の川内地区で栽培され、ゴボウや長イモなどとともに「川内野菜」と呼ばれている。川沿いの土壌は粒子が細かくミネラル分を豊富に含むため長い野菜が育ちやすいという。
同地区の農業鈴木耕治さん(70)は妻恵子さん(67)ともに、ニンジンを傷つけないよう穴を掘って丁寧に収穫している。一般的に流通しているニンジンと比べ風味が豊かで、生でも柔らかいのが特徴。鈴木さんは「地域の宝として絶やさないよう生産に励みたい」と話している。
町内の道の駅国見あつかしの郷などに出荷している。
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