島根県出雲市出身のタレント園山真希絵さん(43)=東京都在住=と、札幌市の企業が協力し、ロック音楽を聞かせて育てた野菜や加工品の販売を2022年夏に始める。園山さんたちは規格外野菜の付加価値を高め、アーティストにもメリットのあるビジネスモデルを描いている。 農業や音楽事業をプロデュースする札幌市の企画会社ノースエレメンツが主導し、商品は「ロッキンベジタブル」と名付けて登録商標とした。北海道の提携農家で野菜を生育する際、小型スピーカーでロック音楽を聞かせる。 販路はネットや会員制交流サイト(SNS)で消費者と直接取引し、商品とともに野菜に聞かせた音楽の一覧表をつける。表にはスマートフォンで読み取りできるコードを付け、消費者を音楽配信サイトに誘導し、ロックミュージシャンにも楽曲をPRできる利点がある。 野菜に音楽を聞かせることに科学的な効果があるかは不明だが、同社の殿木達郎社長(52)は「今夏にロックを聞かせたトマトを生育し、農家からは『実が引き締まっている』という声をいただいた」と説明する。見た目にはこだわらず、積極的に規格外の野菜を出荷していくという。
食に関する著書があり、飲食店経営の経験がある園山さんは、販路先を助言するほか、レシピ集の作成に協力する。園山さんは「プロジェクトを通し、大切な自然を支えていきたい」と話す。 今夏に試行栽培したトマトの加工品は園山さんがプロデュースし、12月に開店する家庭料理店「まほらや」(大阪市)で提供する予定という。
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