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Friday, October 1, 2021

【茨城新聞】松星フード 茨城県産野菜で冷凍プリン サツマとカボチャの2種 - 茨城新聞クロスアイ

kuahbasolah.blogspot.com 飲食店運営の松星フードサービス(茨城県神栖市大野原、川松孝嘉社長)は県産野菜を使った冷凍の「デザベジプリン」の販売に乗り出した。新型コロナウイルス禍で居酒屋業態が打撃を受ける中、昨年から始めた仕出し弁当業に続く経営多角化の一環で、今後は冷蔵販売も検討している。

プリンは鉾田市産サツマイモ「紅はるか」を使い、干し芋をトッピングした「濃密さつまいも」と茨城産カボチャを生地に混ぜ込んだ「完熟かぼちゃ」の2種類。卵は奥久慈卵を使用している。

これまで同社が居酒屋で提供していたプリンの材料を大幅に見直し、試作を重ねた。野菜そのものの甘みを生かすため、砂糖の量を半分に減らしヘルシーに仕上げた。作り置きはせず注文を受けてから製造し、冷凍して発送している。

同社は2008年設立。神栖市内で茨城産食材にこだわった居酒屋「いばらき食材と和食 松星」や「いばらき食材とお肉 肉星」を展開している。「本格的なデザートが食べられるのも一つの売り」と川松社長。菓子製造の免許を取得し、09年からは「大洗まいわい市場」や「道の駅いたこ」などで、プリンやレアチーズケーキを販売していた。

新型コロナ感染拡大の影響で居酒屋の経営が打撃を受ける中、同社は昨年8月に「仕出し割烹 しげよし」を開店。しかしコロナ禍による居酒屋への影響が長引き、川松社長は「持っているノウハウや強みを生かした経営の新しい柱が必要になった」と語る。菓子製造の免許を生かし同社オンラインショップでプリンの販売に乗り出した。総菜製造の免許も取得し、居酒屋での人気商品「まんまる肉じゃが」の販売を始めた。

現在は冷凍販売のみだが、今後は商品開発を進め、冷蔵販売にも取り組みたいという。さらに紫イモやパプリカを使ったプリンの開発も検討している。川松社長は「休業中だからこそ、時間を使って新たなことにチャレンジしていきたい」と話した。各種2個ずつの4個セットが3600円、各種3個ずつの6個セットが4300円。

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