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Nippon News Network(NNN)
おウチ時間が増え、コーヒーを飲む機会が増えているといいます。しかし、世界的なコロナの影響でコーヒー豆の価格は上昇しています。 ◇◇◇ 東京・原宿駅の一角に先週オープンしたのはヨーロッパのカフェブランド、コスタコーヒー。バリスタが一杯ずつ入れたコーヒーがこだわりですが、店の中で楽しむのではなくテイクアウト専門の店です。 日本コカ・コーラ コスタ ディビジョン チョータイ・アンキットさん「オープンな形で、バリスタの手いれをテイクアウトできるところは初めて」 新しい生活様式に合わせて、気軽にテイクアウトできる店舗が登場しました。 カフェラテを購入「あんまり人と接触したくないからテイクアウトの方がいいかなって」 おウチ時間が増えた今、街では「コーヒーを飲む機会が増えた」という声が。 「家族でいる時間も増えたので。家だったら自分で好きな薄さとか濃さにできるので。コーヒーの機会が結構増えたかな」 「おウチ時間が多いので、映画とか見ながら結構飲みますね」 実際に都内のカフェでは。 豆香房・田村保之代表「好みに合った豆をご自宅で飲まれるということで」 世界中から、およそ45種類の豆を取りそろえる店「豆香房 神保町店」。新型コロナウイルスの流行で店内飲食の客は減り、席数を従来の半分に減らしたといいますが、代わりに豆を買って自宅でコーヒーを飲むという客が従来より3、4割増えたということです。 しかし、豆が売れるようになった一方で、厳しい事態に直面しているといいます。 田村保之代表「(コーヒー豆の)国際相場はここ1年位で55%位値上がりしている」 世界的な感染拡大で、コーヒー豆の生産や輸送のための人手が不足。コーヒー豆の価格が高騰しているのです。 田村保之代表「大変苦しいんですけどもね、コロナなのでやむを得ないかなと」 こうした中、コーヒー大手、UCC上島珈琲は9月からレギュラーコーヒーを値上げすると発表。およそ40品が対象で、粉タイプのUCCクラシックは、店頭価格が20パーセントほど上がる見込みです。 苦境を乗り越えるため業態を変えた店も。東京や長野などに12店舗を展開していた喫茶店。 丸山珈琲・丸山健太郎社長「家賃が非常に高いところでしたので、コロナが長引いたときにちょっと難しいと思って、思い切って閉めました」 去年10月、全体の4分の1にあたる3店舗を閉店し、営業を続ける店舗もがらりと業態を変えました。 東京・西麻布の店舗はショールームに変身。店内飲食をやめ、テイクアウトとコーヒー関連商品の販売に特化しています。 丸山健太郎社長「ご家庭の需要は増えてきたので、より物販の方に力を入れていくという形になっております。これからの見通し考えたときにしっかりとした手応えは感じております」 新型コロナの流行は、コーヒーを巡る事情に大きな変化をもたらしたようです。
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