秋には収穫体験も
小学生がとんぶりの苗植えを体験 地域の伝統野菜を学ぶ 秋田・大館市
地域の伝統野菜について学ぼうと大館市の児童が とんぶりの原料となるホウキギの苗植えに挑戦しました。 大館市の東館小学校ではふるさとキャリア教育の一環として 毎年3年生が地域の伝統野菜、とんぶりについて学んでいます。 とんぶりはホウキギの成熟した果実を加工したもので この日は自分たちで種をまいて育ててきたホウキギの苗を抜き取り 学校の近くにある畑に移しました。 児童は地元のとんぶり農家から「1本ずつ丁寧に植えるよう」と 説明を受けると、約1000本の苗を一生懸命植えました。 こうした活動に後継者不足に悩むとんぶり農家も期待を寄せています。 とんぶり農家 本間均さん 「児童たちには伝統野菜を消さないように 1人でも担い手になってくれたら嬉しい」 今後は児童らで見回りをして生育状況を確認し 秋には収穫作業も行うことにしています。
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