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規格外の野菜や、お客さんの減少で残ってしまった商品。なんとか買ってもらいたいと目をつけたのは、商品名でした。ユニークなものやインパクト重視のもの、また名作映画にヒントを得たものなど、各社が工夫をこらしています。 ■“闇落ち”したのは、あの野菜 SNSに投稿されたフルーツトマトの写真。真っ赤なトマトの“おしり”の部分にあるのは黒い穴。これは、尻腐れという現象で、見た目の問題から一般には流通していないといいますが、その甘さは抜群。黒い部分をカットすれば、まだまだおいしく食べられるといいます。 新潟県にある農園では、このトマトをムダにしたくないと、あの“世界的大ヒット映画”から名前をつけました。その名前は…… 曽我農園 曽我新一さん「“闇落ちトマト”という名前で販売しております。甘いんですけど、見た目が非常によくない、黒い部分があって、買う方が躊躇(ちゅうちょ)してしまったり、資質があるのに闇落ちをしてしまったということで、そういう状況というのがスター・ウォーズに似ていて」 この“闇落ちトマト”、映画「スター・ウォーズ」の「ダース・ベイダー」のように、並外れた力を持ちながら闇に落ちたことから名付けたといいます。SNSに“闇落ちトマト”の名前で写真とともに投稿し、直売所での販売を告知したところ…… 曽我新一さん「反響が大きすぎてちょっと怖かったです。見ていただいた人が直売所にお客さんで来ていただいたり、本当にありがたいなと思っております」 ■食感でインパクトある名前に! インパクトのある商品名は、食品メーカーにも。 大森屋・東京支店長 鶴岡正明さん「SNSで取り上げていただけるような商品名やパッケージを考えて作りましたので、そこから火がついたのかなと」 バリバリとした音。のりの食感を表現した、その名も“バリバリ職人”!おつまみとしての需要や名前が注目されたことなどから、売り上げが好調だといいます。 鶴岡正明さん「のり=年配の方っていうところから、若い方にお届けできましたので、商品群の幅も広がったなと」 さらに、その流れに乗って今年、新たにこのシリーズから“パリパリわかめ兄弟”という食感を名前にしたふりかけを登場させたといいます。 ■“東京産”で全面的にPR 都内のお茶農園で、27日、新商品のパッケージの打ち合わせが行われていました。 東京の茶工房・西村園 西村一彦代表「狭山茶産地の中でも住所が東京なので、東京でもお茶ができるっていうのを知ってもらうために」 埼玉の名産・狭山茶を東京で生産しているこの農園。今年からSNSなどで“東京産のお茶”を前面に打ち出したといいます。 西村一彦代表「こういったものをアップすることによって東京産ってことを全面的にPRすること、新しいお客さんが来てくれるよう期待している」
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