調理の際に出てくる野菜くずは、そのまま生ゴミとして処理することが多いと思います。 しかし人参のヘタや玉ねぎの皮といった野菜の端切れには捨てるのがもったいないくらいの栄養素と旨味が詰まっています。 元記事で画像を全てみる こちらでは余った野菜くずをおいしくいただける「ベジブロス」の作り方をご紹介いたします。
ベジブロスとは 基本的な作り方について
ベジブロスとは野菜の皮や種、へたなどを鍋でじっくり煮込んで作る野菜出汁のことです。 野菜の端切れには最近注目の栄養素「フィトケミカル」が豊富に含まれています。 フィトケミカルは固い細胞壁の中に多く存在するのですが、ベジブロスの材料として活用し、熱を加えれば細胞壁が壊れやすくなるため栄養を逃すことなくしっかり摂取できます。 また、癖がなくまろやかな味わいなのでスープや炊き込みご飯などさまざまなメニューに利用しやすい点もベジブロスの特徴の1つです。 ■ベジブロスの基本的な作り方 【材料】 ・ 野菜くず ボウル1杯ほど ・ 水 1リットル ・ 料理酒 大さじ1 【作り方】 1. 鍋にすべての材料を投入し、強火にかけます。 2. 沸騰したら弱火に切り替え、弱火で20~30分程度加熱しましょう。 3. 火を止めてザルで漉したら完成です。 ■□ポイント□□ ベジブロスは基本的にどんな種類の野菜くずでも作ることができます。 しかしキャベツやブロッコリーといったアブラナ科の野菜は苦味が出やすいのでもし材料として取り入れる際は少量のみ加えるようにしましょう。 できれば玉ねぎの皮やかぼちゃのワタ、じゃがいもの皮などもともと甘くてコクのある野菜の端切れを多めに使用することをおすすめいたします。
アレンジレシピ(1)「ミルクみそ汁」
ベジブロスと牛乳で洋風な味わいに仕上がる、ミルクみそ汁のレシピです。 シチュー感覚でパンを浸しながら食べても非常においしいです。 ■材料3人前(1人当たり91円) 【材料】 ・ ベジブロス 2カップ ・ 牛乳 1カップ ・ じゃがいも 2個 ・ 玉ねぎ 1/2個 ・ 人参 1/3本 ・ ウインナー 3本 ・ バター 大さじ1 ・ 味噌 大さじ2杯半 ・ 塩胡椒、刻みねぎ 各適量 【作り方】 1. じゃがいも・人参はサイコロ状に、ウインナーは斜め薄切りに、玉ねぎは薄切りにします。 2. 鍋にベジブロスと1の具材を加え、野菜が柔らかくなるまで加熱しましょう。 3. 2に牛乳を加え、ふつふつしてきたらバターと味噌を溶かし入れ、塩胡椒で味を整えます。 4. 器にミルクみそ汁を盛り付け、刻みねぎをトッピングして完成です。 ■□ポイント□□ 牛乳は早い段階で鍋に入れてしまうと分離しやすいので仕上げ前に加え、弱火で軽く火を通す程度にしましょう。
からの記事と詳細 ( お財布に優しい「野菜くず」を活用した「ベジブロス」の作り方 1食90円台のアレンジレシピも2つ紹介(マネーの達人) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
https://ift.tt/2Mngbtm
No comments:
Post a Comment