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Wednesday, February 3, 2021

万年筆インクで「コーヒーの物語」表現 神戸の文具専門店が105色目発売へ - 毎日新聞 - 毎日新聞

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新色「旧居留地コーヒーブラウン」をつくった竹内直行さん(左)と橋本和也さん=神戸市中央区で 2021年2月2日午後1時32分、木田智佳子撮影

 神戸の風景を色に込めて万年筆のインクをシリーズ販売しているナガサワ文具センター(神戸市中央区)が、新色「旧居留地コーヒーブラウン」を7日から発売する。スペシャルティコーヒー技能者として神戸マイスターに認定されているコーヒー店主、橋本和也さん(41)とのコラボ商品。苗木や生豆の色、焙煎(ばいせん)の過程など、「一杯のコーヒーがカップに注がれるまでのストーリー」を表現したという。

 まちの景色をテーマに2007年から毎年新作を発売している「Kobe INK物語」の105色目。同社の商品開発室長、竹内直行さん(65)が「神戸ならではの美しい色のインクで、手紙などの手書き文化を大切にしてほしい」と企画。「六甲グリーン」「布引ラベンダー」のほか、大学やデパート、美術展とコラボした商品もある。

 同市中央区の市営地下鉄「旧居留地・大丸前」駅近くで「カフェ ラヴニール」を営む橋本さんは、自身も万年筆を愛用。19年、コーヒーをモチーフにしたインク作りを竹内さんに相談した。二人で談義を重ね、深みのある茶色の「コーヒーブラウン」を誕生させた。「粋で落ち着いた色に仕上がりました」と竹内さん。橋本さんは「コーヒーのまち神戸の魅力アップにつながれば」と期待する。

 瓶入り50ミリリットルで税込み1980円。初回の限定100個は希少品種コーヒーのドリップバッグ1袋付き。カフェ ラヴニール(078・392・9380)やナガサワ文具センター三宮本店ペンスタイルデン(078・321・3333)などで販売する。【木田智佳子】

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