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Monday, March 16, 2020

独技術でカフェインレスコーヒー 松阪「珈琲屋らんぷ」が提供 - 中日新聞

ゆめみ珈琲をPRする中川社長(右)=松阪市役所で

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 飲食業「シティ・ホールディングス」(松阪市)が16日、市内で運営する喫茶店「珈琲(コーヒー)屋らんぷ」でカフェインレスコーヒー「ゆめみ珈琲」を発売した。コーヒーのうまみや風味を損なわずにカフェインが取り除かれており、いつもと変わらぬ味が楽しめる。

 カフェインには覚醒作用や利尿作用などがあり、妊娠中、授乳中の女性や、高齢者は摂取を控えがち。中川健児社長(57)は客から「医者に控えるように言われている」「我慢している」という声を聞いていた。「超臨界技術センター」(桑名市)が珈琲からカフェインを除く技術を研究していることを知り昨春、センターへ生産を依頼した。

 センターは、水を含ませた豆に、気体と液体の性質を持つ超臨界状態にした二酸化炭素を加え、カフェインを水に溶かして抽出するドイツ生まれの技術を使って、カフェインレスの豆を国内で初めて量産化。世界で流通する既存のカフェインレスコーヒーが薬品や大量の水を使うのに比べ、環境に優しい。処理時間も短く、風味も残るという。

 珈琲屋らんぷで提供しているコロンビア産の豆を使用。99・9%カフェインを除去しているが、焙煎(ばいせん)の時間や温度を調節して、通常のコーヒーと変わらない味に仕上げた。

 夜に飲んでも眠れるとして「ゆめみ」と名付けた。今はホームページや珈琲屋らんぷの松阪光町店と松阪京町店だけでの販売だが、中川社長は「おいしいだけでなく、健康や安心に配慮した商品ができた。全国にも広げていきたい」と話す。今回、商標登録を支援した、地域創生を支援する地域商社「ネーブル・ジャパン」(松阪市)と協力して販路を拡大していく。

 百グラム千五百円(税込み)。両店では一杯五百円(同)で味わえる。(問)シティ・ホールディングス=0598(30)6620

 (清水悠莉子)

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