自民党参院幹事長などを務めた吉田博美・前参院議員が26日、東京都内の病院で死去したことが分かった。70歳だった。複数の自民党関係者が明らかにした。
山口県出身。早稲田大卒業後、金丸信・元自民党副総裁の秘書や長野県議などを経て、2001年の参院選で長野選挙区から初当選し、3期務めた。
「参院のドン」と呼ばれた青木幹雄・元自民党参院議員会長の側近として存在感を発揮し、15年の参院国会対策委員長時代には安全保障関連法の成立に尽力した。16年からは党参院幹事長として、参院自民党の人事や国会運営などを取り仕切った。
今年4月、脳腫瘍を公表し、7月の参院選に立候補せずに引退した。安倍首相の信頼も厚く、引退後は党総裁特別補佐に起用されていた。
2019-10-26 10:42:00Z
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20191026-OYT1T50216/
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