東海テレビ
3日、岐阜市内の高校の教室で男子生徒が首を吊って自殺したとみられる問題。男子生徒は直前に生活指導を受けていたことが明らかになりました。一体何があったのでしょうか。
3日夕方、岐阜市内の私立高校から一本の通報が…。
<男性教師>
「男子生徒が首を吊っている。心臓マッサージをしたが意識がない」
警察などによりますと、3日午後5時半ごろ、高校の教室で2年生の男子生徒(17)がカーテンの紐で首を吊り、ぐったりしているのを教師が発見。男子生徒に意識はなく、病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。
夏休み明けの学校で起きたショッキングな出来事。一体何があったのでしょうか?
学校によると、3日普段通り登校した男子生徒は、午後2時40分ごろ、授業中に担任の教師から別の教室に呼び出されました。
担任の教師は、およそ1時間にわたって個別で生活指導を行うと、男子生徒に対し「もう少し待つように」と話し、保護者への連絡などのため教室を離れました。
この時の指導について学校側は…。
教頭:
「叱責したり、責め立てたりそういうことは全くなかった。指導そのものに問題はなかったと思います」
およそ2時間後の午後5時半ごろ、教室に戻った担任の教師らを待っていたのは、首を吊り意識を失った状態の男子生徒でした。
教頭:
「(教師が)離れたときのことだったので、ずっと一緒にいればと今では思うが、ただ、ホームルームもありますし、(他の)生徒も残っていたので、(教師が)出たり入ったりするのはやむを得なかった」
取材に対し、学校側は男子生徒に生活指導をすることになった理由については、明らかにしていません。
しかし同級生からは、こんな証言も…。
同級生:
「(同級生との)ケンカじゃないですか。一人は怒ったらすぐカッとしちゃう、もう一人は大人しい」
学校側は4日朝、全校集会を開き生徒らに事情を説明。これまでに遺書などは見つかっていませんが、警察は、現場の状況などから男子生徒が自殺を図った可能性が高いとみて、詳しい背景とあわせて調べを進めています。
2019-09-04 08:36:00Z
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190904-00024172-tokaiv-soci
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