大阪府の吉村洋文知事は31日の定例記者会見で、NHKから国民を守る党の立花孝志党首(参院議員)を念頭に、NHKが現職国会議員の受信料不払いを認めるのであれば、大阪府も支払いを拒否する考えを示した。日本維新の会代表の松井一郎大阪市長も30日に同様の考えを表明している。
吉村知事は会見で、「NHKが立花氏に対して何も措置を取らないのなら大阪府も(受信料を)払いません。まじめに払っている正直者がバカを見て、踏み倒す国会議員が許されるなんてあってはならない」と述べた。府によると、今年度は本庁舎(大阪市中央区)と咲洲庁舎(同市住之江区)で計303台分の受信料計約220万円を支払っている。
NHKは30日、「受信料と公共放送についてご理解をいただくために」と題した文書をホームページで公開し、「受信設備があるにもかかわらず、受信契約をしないことは法律を守っていないことになる。明らかな違法行為などについては、放置することなく、厳しく対処する」との見解を表明した。【芝村侑美】
2019-07-31 10:14:00Z
https://mainichi.jp/articles/20190731/k00/00m/010/224000c
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