滋賀県竜王町の主婦たちでつくる有志グループが、自ら栽培した梅の実を使った「梅みそ」を手作りしている。今年も収穫期を迎えた梅を摘み取って製造し、「地元の名産品にしたい」と張り切っている。
主婦澤井育子さん(72)=同町山之上=が6年前、梅栽培を辞める農家に代わり同町薬師に約80本ある梅林の管理を始めた。主婦仲間に声を掛けて60~80代の女性9人で「Goodうめクラブ」を結成。収穫期の6月に梅狩り体験を募ると、家族連れら約300人が訪れるようになった。
大量に収穫できる梅を活用しようと、17年から梅みそを作る。今年も梅の実150キロを鍋で炊き、竜王産の豆を使った味噌と梅のピューレを混ぜ合わせた。味噌のこくの後にさわやかな梅の酸味が口の中に広がるのが特徴。生野菜や焼き肉に塗ったり、ご飯のお供にしたりと幅広く楽しめるという。
当初は梅作りの素人だった女性たちも草刈りや木の枝切り、近江牛の牛ふんを肥料にするなど梅林の手入れを重ね、梅の出来栄えは年々上がっていると話す。澤井さんは「今後はケーキなど甘味と梅を合わせた商品を作りたい」と意気込む。
梅みそは100グラム、200円。
からの記事と詳細 ( 梅とみそ混ぜて「名産に」 焼き肉や生野菜、ご飯のお供 滋賀・竜王の住民グループ - 京都新聞 )
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