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Tuesday, June 22, 2021

サラダは手作りよりテイクアウトの時代:家庭の生鮮野菜購入が減少傾向 - Nippon.com

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経済・ビジネス 健康・医療

体にいいと分かっていながら、不足しがちな野菜。手っ取り早く食べられるサラダはかつて、手作りが一般的だったが、年々、スーパーやコンビニで買う人が増え、この35年で購入額は約3倍に増えた。2021年は、国連が定めた国際果実野菜年。野菜をたっぷり食べて、ウイルスに負けない体を目指そう。

農林水産省によると、半世紀前の日本人は、1人当たり年間で100キロを超える野菜を食べていた。しかし、平成になって少しずつ減り始め、2019年は87キロと過去最低だった。野菜ほどではないが、果実も緩やかな下降線をたどり、34キロと最も少なくなった。

厚生労働省が推進する健康づくりの指標「健康日本21」によると、成人1人1日当たりの野菜摂取の目標は、350グラム。だが、現状は280.5グラムと、約70 グラム足りない。女性は273.6グラムと、男性の288.3グラムに比べて不足が目立つ。中でも20代女性は深刻で、目標の6割しか取れていない。ちなみに足りない70グラムは、ホウレンソウのおひたしで小鉢1つ、トマトで2分の1個、キュウリは1本分で補える。

350グラムの野菜(PIXTA)
350グラムの野菜(PIXTA)

1970年代前半までは、生鮮野菜の消費は家庭内が主体だった。しかし、それ以降はライフスタイルの変化や高齢化に伴い、家庭での購入量が減り、代わりにサラダなどの加工調理品の消費が増えた。スーパーやコンビニ、デパ地下のサラダ売り場が充実し、サラダの購入金額は1985年を100とすると、2020年は3倍に増えた。食を簡単に済ませる傾向は、30~60代が高くなっている。

バナー写真:PIXTA

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