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Wednesday, June 16, 2021

野菜栽培、LINE通じて交流 糸島農高生と小中生 - 朝日新聞デジタル

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鳥居達也

 子どもに安心して過ごせる居場所を提供する福岡県糸島市の世代間交流イベントで、県立糸島農業高の生徒が子どもたちに夏野菜などの植え付けを教える交流会が13日、同市二丈深江のコミュニティースタジオ「うみかえる」であった。子どもたちは持ち帰った野菜の育て方を無料通信アプリ「LINE」で高校生から習い、収穫をめざす。

 この日集まったのは同高農業クラブを中心とした生徒約15人と小中学生3人、支援する市民グループ「糸島子ども未来ネットワーク」の大人たち。子どもたちは高校生が培養土を入れたプランターに夏野菜のトマトとピーマンの苗を植え付けた。バジルやローズマリーなどハーブの寄せ植えも体験した。

 子どもたちが持ち帰った野菜は今後、水やりの頻度や害虫対策などをLINEで高校生に質問し、育てていく。実れば、収穫の様子や採れた野菜を使った料理などをLINEに投稿してもらう。バジルなども高校で育て、子どもたちと一緒に収穫する予定だ。

 農業クラブ顧問の植村美樹教諭(22)は「夏野菜は生徒が学校で育てたことがあるので選びました。子どもたちが『自分たちで育てた野菜だから食べてみたい』となったらうれしい」と話す。将来、糸島農業の担い手になってくれればとの期待も込める。

 イベントのファシリテーターを務める中尾雅幸さん(59)は「コロナ禍で子どもたちは自宅にこもりがち。自宅にいてもSNSで高校生とつながることができ、生鮮野菜の食料支援にもなります」と話した。(鳥居達也)

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