コーヒーやお茶、最近だとエナジードリンクなど、普段からカフェインが含まれるドリンクを飲む方は多いでしょう。 飲酒に喫煙…日本人の寿命を削る「5大悪習慣」 カフェインのメリットとしては、(1)覚醒効果(眠気防止効果)、(2)脂肪燃焼効果、(3)鎮痛効果、(4)食欲増進効果(胃酸分泌促進)などがあります。 ■コーヒーやお茶のすごいメリット さらにコーヒーやお茶には、科学的にも病気の予防効果、寿命の延長効果などの健康効果が、多数報告されています。飲みすぎない、遅い時間に飲まない限りにおいて「コーヒーやお茶が健康にいい」ことは間違いないでしょう。私自身、コーヒーや中国茶をほぼ毎日飲んでいます。コーヒーにはクロロゲン酸、日本茶や中国茶にはカテキンなど、さまざまな種類のポリフェノールが大量に含まれています。
ポリフェノールは、植物に含まれる苦みや色素の成分で、自然界には5000種以上存在すると言われます。抗酸化作用が強く、活性酸素を減らし、動脈硬化や生活習慣病の予防にも役立ちます。 具体的には、継続的なコーヒーの飲用は、さまざまながんのリスクを50%以上低下させると言われています。心臓疾患リスクを44%低下、糖尿病リスクを50%低下、胆石、白内障などのリスクも減らし、さらには死亡率を16%減らすといった報告もあります。
また、コーヒーや緑茶は、メンタルへの予防効果が報告されています。コーヒーの飲用でうつ病リスクが20%減少、自殺の危険性が約50%減少、アルツハイマー病のリスクを65%低下させ、その発病や進行を2~5年遅くするという報告もあります。 日本では、緑茶を1日4杯以上飲む人は、1杯以下の人と比べて、うつ病リスクが半分になるという研究もあります。 カフェインには、眠気を払い、集中力を高めてくれる効果もあります。一方で、飲み方を間違えると、「睡眠障害」につながるリスクもあります。
ではコーヒーやお茶は何時までなら飲んでいいのでしょうか? 最近の研究では、「寝る前6時間以内のカフェイン摂取」は、睡眠に悪影響を与えことがわかっています。 カフェインの半減期は4~6時間ほど。つまり、コーヒーを飲んで5時間経っても、その半分のカフェインが体内に残っていることです。カフェインの分解には意外と時間がかかります。 さらにカフェインの代謝は個人差があるため、実際の半減期は2~10時間と人によってかなりばらつきがあります。また、高齢になると代謝能力が低下するため、高齢者ほどカフェインの取りすぎには注意したほうがいいでしょう。これらすべての条件を加味すると、コーヒーやお茶、エナジードリンクを睡眠障害のリスクなしに飲める門限は、なんと「14時まで」と言われています。
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