氷見市の無農薬有機栽培農家と飲食店主ら四十人の会員でつくる「氷見ベジ」(梶敬三代表)の女子部が二十六日、同市大浦の菜園で夏野菜を植えた。
女子部は今年四月発足し、氷見、高岡両市の二十〜六十代の会社員や主婦ら六人がメンバー。約千平方メートルの休耕地を借り、本格的な作業を始めた。無農薬や化学肥料を使わず、不耕起でマルチシート代わりに枯れ草を敷く農法を手掛ける。
メンバーはこの日、種を代々採取して受け継いできた固定種のナスやトマト、マクワウリなどの苗を畝ごとに移植ごてを使って植えた。勤め先の定年と新型コロナウイルスの感染拡大を機に活動を始めた部長の多嶋頼子さん(62)は「将来は安心安全な野菜を学校給食に提供できるように」と抱負。大学四年生の沢井和花(のどか)さん(21)は「一人ではできない。みんなに教えてもらえるし、楽しい」と女子部の利点を話した。
収穫した野菜は同市十二町のキッチン・オリーブで開催の朝市や高岡市の販売所に出荷される。 (小畑一成)
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