全国的に野菜の値段が下がり、日高地方のスーパーなどでもハクサイやブロッコリーが例年より安くなっている。夏場から好天が続いて豊作となったほか、新型コロナの影響で業務用の需要が低下していることが要因だという。消費者にとってはありがたい半面、生産農家にとっては厳しい年末となりそうだ。
今年は夏場から台風による被害がなかったほか、秋の気温が比較的高く、順調に生育が進んだ。新型コロナの感染拡大で外食を控える消費者が増えたことが影響し、飲食店などの業務用野菜の需要が少なくなっていることも要因だという。
県農業協同組合連合会によると、「前年同時期の出荷価格と比べると、ハクサイで3、4割、ブロッコリーで4、5割、キャベツで3割程度が低下している」といい、「例年なら需要が多くなる年末年始に向けて12月中旬ごろから値上がり傾向になるが、今年は見通しが難しい」と話している。
日高地方のスーパーなど各店舗も、葉物野菜を中心に値下がり。日高町荊木のAコープひだか店では2日、広告の品としてハクサイの2分の1を88円で販売した。同店は「例年は150円から200円ぐらいですが、半額程度となっています」。ほか、ブロッコリーが1株88円などという値札もみられ、御坊市の40代の女性は「普段と比べてとても安くなっている。この時期はお鍋にハクサイなどを使うのでとても助かります」と話していた。
一方、生産者にとっては価格の下落は厳しく、印南町の農家の50代男性は「今後、価格がどうなるか分からない。この状態がしばらく続くかもしれない」と半ばあきらめ気味に話していた。
写真=広告の品で販売されたハクサイ(Aコープひだか)
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December 03, 2020 at 01:25PM
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