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Tuesday, August 4, 2020

コロナ禍コーヒー人気で注目される日本人社長の活躍 - テレビ朝日

 おうち時間が長くなり、家で本格的なコーヒーを楽しむ人が増えています。そんななかで、世界から「コーヒーハンター」と注目される日本人がいます。

 東京など全国に8店舗を展開する「ミカフェート」。コーヒー豆のボトルキープができるなど“超こだわり”の店です。高いものでは会員用で100グラム、26万円の豆まで取りそろえています。こちらの店では“コロナ騒動”前に比べ、オンラインでの売り上げが3倍近くに急増したといいます。
 「ミカフェート」・川島良彰社長:「家飲み需要は非常に増えています。在宅勤務になってコーヒーを飲みながら仕事をするという余裕ができたんだと思う。通常は粉の販売の方が多いんですけど、豆の販売が増えてる気がしますよね」
 この店の社長・川島氏。おいしいコーヒー豆を探し求め、世界中3000近くのコーヒー農園を知る「コーヒーハンター」と呼ばれる人物です。その一方で、各地での現地指導などの活動が認められ、「世界が尊敬する日本人100」にも選ばれています。
 そんな川島さんには思い入れがあるコーヒー豆があります。タイの「ドイ トゥン」コーヒーです。今年2月、川島さんの姿はタイ北部チェンライにありました。6年ほど前から現地指導を行っているのです。コーヒーの木の栽培方法だけでなく、山の環境づくりなど様々なことを教えています。実は、人里離れたこの地は“ゴールデントライアングル”と呼ばれる世界有数の麻薬製造地帯で、村人の多くは貧困から数世紀にわたってアヘンの製造を生業としていました。
 かつてアヘンを製造していたコーヒー農家:「この村のほとんどの住民がアヘンを育てていたね。私たちは幼いころ学校にも行けず、教育を受けられなかったから、これ(アヘン製造)以外でお金を稼げなかったんだ。当時は確かにお金を稼いでいたよ。けれど、貯金はできなかった。自分たちで(アヘンの)味見をしなければならなかったから(金がかかった)。健康にも悪い、違法だと分かっていたけど、効果が分からないと売れないからやらざるを得なかった」
 こうした状況にタイでは王室プロジェクトとしてケシ栽培からコーヒー栽培への転換に乗り出したのです。しかし、素人の村人たちにおいしいコーヒー豆を作ることはできず、そこで救いを求められたのがコーヒーのプロ・川島さんだったのです。世界中を飛び回る忙しい日々の合間をぬって年に数回は現地に通い、一から苗作りを指導、タイの気候に適した新しい品種を取り入れ、少しずつタイ人スタッフからの信頼を得ることができたのでした。そして、いつしかタイの「ドイ トゥン」コーヒーは東南アジア有数のコーヒー豆とまでいわれ、JALのバンコク−日本便に採用されるまでに認められたのでした。川島さんは「生産者と消費者の架け橋になりたい」と話します。
 コーヒーハンターこと「ミカフェート」・川島良彰社長:「可哀想な人が作ったから買ってあげましょうっていうのはチャリティーですから。これだけおいしいものを作ったんだから、それだけの価値があるコーヒーだからその金額を払う。そのお金を払うことによって彼らは貧困から脱出することができるし、麻薬撲滅のためにコーヒーで自活できるようにするとか。コーヒーを変えれば世界を変えることができるんじゃないかと思ってるんですね」

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August 04, 2020 at 04:24PM
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