Kuah Baso: 学校給食食材を贈るかとり農協が野菜など１０９０キロ

Wednesday, June 10, 2020

香取市産の米と野菜を寄贈する武田組合長（左から２人目）＝市役所で

　かとり農業協同組合は九日、香取市立小中学校二十三校の児童生徒四千五百六十人分の学校給食の食材として役立ててほしいと、地元産の米や野菜など計千九十キロ分（約三十五万円相当）の目録を市に寄贈した。

　同市は農業産出額が県内で二番目に多い農業地帯。同農協は新型コロナウイルス感染拡大の影響で休校が続いたため、再開後に管内の同市と多古町、神崎町、東庄町、成田市の一部に学校給食用食材を提供する準備を進めてきた。

　香取市役所で贈呈式があり、武田好久組合長は「学校が再開したら、健康で明るい新学期を迎えてほしいと考えた。安全安心でおいしい地元の農産物を食べて、勉強にスポーツに頑張ってほしい」と話した。

　市学校給食センターは、コシヒカリ五百キロを主食で、ニンジン百十キロを酢豚、ジャガイモ百七十キロをカレー、大根百二十キロを豚汁として今月中に提供。サツマイモのベニアズマ百九十キロは秋の収穫後に届けるという。宇井成一市長は「子どもたちの励みになる」と感謝した。（小沢伸介）

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