上川の東神楽町では、地域で生産に力を入れているホウレンソウやミズナがこれから本格的に収穫の時期を迎えます。
新型コロナウイルスの影響で、自宅で料理する機会も増えているかもしれません。
町自慢の葉物野菜の魅力とともに地元お勧めの料理のつくり方を旭川放送局の松田萌香キャスターが探りました。
【野菜の魅力 知ってもらうために】
旭川市から車で30分ほどのところにある東神楽町ではいま、ホウレンソウの収穫作業の真っ最中です。
取材させていただいたのは4月24日。
農業用のハウスでは、この日午前8時半から午後4時まで家族総出でホウレンソウの収穫が行われ、計450キロが出荷されました。
東神楽町では地域で生産されるホウレンソウとミズナを「ミネラル野菜」としてブランド化しPRに力を入れています。
その名は、畑の土壌に含まれる鉄やマグネシウムにこだわって作られることに由来します。ホウレンソウとミズナを使った35の料理のレシピが掲載されています。
「ほうれん草のパンカップ&パンキッシュ」という名前の料理のページを開いてみます。
これはホウレンソウのソテーを丸いパンに詰めてオーブンで焼いた洋風の料理です。
料理の解説には「茎の付け根の赤い部分は骨を強くする栄養がいっぱい!まるごと入れちゃいましょう」と記され、ホウレンソウを丸ごと1束使っていることがわかります。
茎の付け根にいたるまで素材のすべてを生かし切る。レシピ本には、作り手のそんな思いも込められています。
レシピを提供したのは地元の農業高校生や料理人、中にはSNSで発信している人もいます。
【ミネラル野菜 そのレシピとは】
本を読めば読むほど、どんな料理なのか実際に見て、味わってみたくなります。
そこでレシピを提供した人に料理を作ってもらいました。
取材に協力していただいた坂上智康さんは地元のレストラン料理長で町のミネラル野菜を知り尽くした達人です。
作っていただいたのは「ポテサラヘッジホッグ」。
まずはホウレンソウの中から同じ大きさの葉を選んでちぎっておきます。
このとき、軸の部分を少しだけ残すのがポイントです。
この葉を素揚げにします。
カリカリになっていることを確かめて葉の軸からも気泡が出なくなったら取り出すタイミングです。
取り出したら別に作っておいたポテトサラダに盛りつけます。
このとき、残した葉の軸の部分をここでポテトサラダに立てて添えるのです。
実際にいただくと、かめばかむほどホウレンソウのほろ苦さが出てきてポテトサラダの甘さとベストマッチ。とてもおいしかったです。
東神楽の野菜の魅力とは何か。坂上さんに聞くと「僕が生産した農家さんの顔を知っているというのもありますが東神楽の野菜はデフォルトで(基本的な様式として)愛が入っていると思います」という答えが返ってきました。その上で「僕の中ではどんな料理に使ってもおいしいという感覚です。今回の料理は比較的簡単なものだと思いますので家庭でぜひ作ってほしいです」と笑顔で話してくれました。
【野菜の魅力 その味わいは】
取材を通して、坂上さんは野菜を手に取るたび「いい色だ」「これは新鮮だ」と言っていて、町の野菜への愛情の深さを感じました。そして揚げたてのホウレンソウは、こうばしくパリパリしていて、いくらでも食べられるようなおいしさでした。
ご紹介したレシピ本は東神楽町が運営するサイト「ひがしかぐら健康くらぶ」で内容を見ることができます。
ぜひ参考にしてみてください。
"野菜" - Google ニュース
May 01, 2020 at 04:51PM
https://ift.tt/2Sok7tV
地元自慢/東神楽町の葉物野菜|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp
"野菜" - Google ニュース
https://ift.tt/2CxUiiM
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
No comments:
Post a Comment