2020/05/19 10:30 ウェザーニュース
晩春から初夏にかけて、日本で焙煎(ばいせん)・販売されるコーヒー豆の種類やおいしいいれ方・飲み方について、神戸・三宮の自家焙煎コーヒー豆屋「コバルト」の四宮綾人(しのみや・あやと)さんにお話を伺いました。
一般的に、北半球の生産国では冬が収穫期で夏から秋にかけて日本に入り、南半球は日本の夏(現地の冬)が収穫期で冬から夏にかけて入ってくるそうです。
「収穫と入港の時季が大きく隔たっているのは、生産国でコーヒーチェリー(赤く熟したコーヒーの果実)が生豆に加工され、船旅を経て日本に入ってくるまでに多くの日数がかかるからです。すんなりいって3か月、半年以上かかることもざらにあります」(四宮さん)
3位のコロンビアは赤道直下に位置するため、「高低差によって地域による収穫期のばらつきがあり、一年中入ってきます。強いて旬の時季を挙げるなら、代表的な産地の収穫が主に9~12月なので、その豆が日本に届く4~6月頃になります」(四宮さん)。
7月から10月にかけては、グアテマラなど中米の国々で生産されたコーヒー豆が旬を迎えるそうです。
それでは、旬のコーヒーはどのように飲めばよりおいしく味わえるのでしょうか。
「いれ方はいつでも同じといえば同じですが、旬らしい香りを感じるために、暑い時季でもホットのブラックで味わうのがいいと思います。ミルクを入れてしまうと、どうしても香りが隠れてしまいます。アイスコーヒーとして味わう場合でも、ホットを冷やしたほうがより香りを感じれます」(四宮さん)
「コールドブリュー」と呼ばれる水出しが広まっていますが、香りはどうしても出にくくなるそうです。
「『コバルト』では、東ティモール、ブラジル以外は定番化せず、さまざまな新入荷の商品をどんどん入れ替えるようにしています」(四宮さん)
みなさんも旬のコーヒー豆を最寄りのお店で見つけ、自宅でゆっくりと季節の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
取材協力/神戸 三宮の自家焙煎コーヒー豆屋「コバルト」
"コーヒー" - Google ニュース
May 19, 2020 at 08:30AM
https://ift.tt/3bIuDCU
コーヒーにも“旬”がある! いま日本で旬が味わえるコーヒー豆は - ウェザーニュース
"コーヒー" - Google ニュース
https://ift.tt/3bCWVjg
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
No comments:
Post a Comment