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Monday, April 20, 2020

都内市場「自粛」の影 静岡県産野菜や花、相場明暗|静岡新聞アットエス - @S[アットエス] by 静岡新聞

感染防止策を講じて業務が行われている大田市場=17日、東京都大田区

 新型コロナウイルスの感染拡大で外出や外食の自粛が続き、県内産の花や野菜の販売に深刻な影響が出ている。首都圏の巨大消費地に向け、県産品の出荷も多い東京都内の市場は4月半ば、品目によって相場は明暗が分かれた。花やワサビは低迷する一方、家庭調理に使われる野菜は堅調に推移。コロナ流行の終息が見えない中、市場関係者は警戒感を強めている。
 新型コロナ特措法に基づく緊急事態宣言の対象が全国に広がり、一夜明けた17日朝。東京都中央卸売市場大田市場(大田区)では、県内産バラが1本平均53円で競り落とされた。卸売業者によると、4月の入荷量は前年同月比2割減、単価は3割安という。バラと並び県産品の主力、ガーベラやキクの相場も低迷したまま反転の兆しは見えない。
 担当者は「イベントや冠婚葬祭の需要がなくなった」と話し「スーパーや路面店向けは動いているが、駅ビルや百貨店に入居する店は閉めていて、上級品を中心に販売は相当厳しい」とみている。
 青果では、高級飲食店向けのワサビや、贈答用のメロンも苦戦している。JA静岡経済連によると、ワサビはすし店やそば店の休業、営業短縮の影響などで需要が低下し、単価は前年より半値以下で推移。これから最盛期を迎えるが、県内各産地は出荷量を減らす調整を始めた。
 一方、県内産の出荷が間もなく本格化するジャガイモ、キャベツなど家庭で使う野菜は、産地が切り替わる時期で入荷が少ないこともあり、前年より高値での取引もみられた。
 市場関係者は週明けの20日以降、各都道府県の休業要請の状況を注視する。花卉(かき)市場関係者は「静岡は大きな消費地でもある。商業ビルや百貨店の閉鎖が広がるようだと、花の販売はどうなってしまうのか」と気が気でない。JA関係者は「県内産青果物の主力は秋冬から春。それまで需要低迷が長引かないといいが」と懸念した。

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April 20, 2020 at 12:00PM
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