ホテルの宿泊予約サイトで虚偽の予約をし、無断でキャンセルして業務を妨害したとして、京都府警サイバー犯罪対策課などは22日、いずれも住所不定で、自称自営業の岸田治子(51)と長男で自称会社員の治博(30)の両容疑者を私電磁的記録不正作出・同供用と偽計業務妨害の容疑で逮捕した。2019年2~10月、全国のホテルなど463施設に計2215件の虚偽予約・無断キャンセルを繰り返し、予約時に付与されるポイント約192万円分を不正に得ていたという。
逮捕容疑は長野市内のホテルにいた19年8月28日、予約サイト「一休・com」から京都市内の四つのホテルに虚偽の宿泊予約を行い、客室(宿泊料金計8万2220円)を確保させ、無断でキャンセルをして業務を妨害した、としている。治子容疑者は「共謀の事実はなく、詳細を覚えていない」と否認。治博容疑者は「母と一緒に偽名を使い、宿泊予約をしたことは間違いない」と認めているという。
府警によると、2人が19年2月25日~10月26日に予約・キャンセルした2215件の宿泊料金は計約8160万円に上る。うち、施設側がキャンセル処理を失念するなどし、買い物などに使える「Tポイント」が395件分付与されていた。2人は関西のホテルなどを転々とし、ポイントはその宿泊代金やコンビニでの食料品購入に充てていたという。
19年8月20日、同サイトを運営する「一休」から日本サイバー犯罪対策センター(JC3)を通じて「虚偽の予約をしてポイントを不正に取得している人がいる」と府警に被害相談があった。【福富智】
2020-01-22 11:17:11Z
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