警報機が作動した顧客宅に侵入し、高級時計などを盗んだとして、兵庫県警は1日、警備大手「セコム」社員の坂上直希容疑者(24)(大阪市中央区)を窃盗容疑などで逮捕した。容疑を認めているという。
発表によると、坂上容疑者は9月下旬、兵庫県尼崎市の男性医師(64)宅で警報機が作動した際、現場に急行。医師宅は留守だったが、坂上容疑者は医師がセコムに預けていた合鍵を使って侵入し、2階に置いてあった高級腕時計やネックレスなど計4点(約125万円相当)を盗んだ疑い。盗品の一部は、大阪市内の貴金属買い取り店で転売していた。警報は誤作動だったという。
逮捕を受け、セコムは坂上容疑者を1日付で懲戒解雇した。同社コーポレート広報部は「お客さまや社会に不安を与え、申し訳ないと考えています。再発防止を徹底していきます」としている。
2019-11-01 08:42:00Z
https://www.yomiuri.co.jp/national/20191101-OYT1T50233/
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