今年も「鍋の季節」がやってきました。寒い夜は、1~2人前の「小鍋」で温まりながら、「おつまみ」で晩酌を楽しみたいですね。そこで、この記事では、大人気料理家の小田真規子先生の最新作『23時のおつまみ研究所』(ポプラ社)と、ロングセラー『まいにち小鍋』(ダイヤモンド社)から簡単&美味しいレシピを抜粋して紹介。「オイルサーディン」を使って、「オイルサーディンのレモン鍋」(小鍋)と「熱々オイルサーディン」(おつまみ)を作ります。ぜひ、今日の晩御飯の参考にしてください!
まず、『まいにち小鍋』から、ジュワッとくる濃厚オイルで白ワインが進む小鍋レシピ、「オイルサーディンのレモン鍋」をご紹介します。
【材料】1人前
オイルサーディン缶…1缶(105g)
玉ねぎ(薄切り)…1/2個(100g)
にんにく(4等分)…1かけ
【スープ】
オリーブ油…大さじ2
しょうゆ…小さじ2
【仕上げ】
レモン(半月の薄切り)…3~4枚
【作り方】
(1)スキレットまたは小さめのフライパンに玉ねぎ、にんにくを広げ、オイルサーディンを缶汁ごと入れる。
(2)【スープ】を全体にふりかけ中火にかける。
(3)煮立ったら【仕上げ】を加え、さっと煮る。
続いて、『23時のおつまみ研究所』から「今日は肉じゃないんだよな」「でも刺身でもないしな」という日に、手軽に魚をとれるおつまみレシピ、「熱々オイルサーディン」をご紹介します。
オイルサーディンはそのまま食べても美味しいけれど、チーズとレモン、しょうゆをのせてちょっと加熱するのがおすすめ。よく冷えたハイボールと合わせて、ちょっとずつつつきながらいただきたい一品。
【材料】
オイルサーディン…1缶
レモン(いちょう切り)…4枚
しょうゆ…小さじ1
ミックスチーズ…20g
【作り方】
(1)缶の汁を少し捨て、具と調味料を混ぜてミックスチーズをかける。
(2)オーブントースターか、焼き網にのせて、5~8分、チーズが溶けるくらいまで焼く。トングやミトンを使って、気を付けてお皿にのせる。
*この記事は、『23時のおつまみ研究所』と『まいにち小鍋』の一部を編集したものです。
小田真規子(おだ・まきこ)
料理研究家。栄養士。スタジオナッツ主宰。女子栄養大学短期大学部卒業後、香川調理製菓専門学校で製菓を学ぶ。「料理をすること」も好きだが、より「考えること」が好きで、度重なる試作・研究の末に、食材や調理の原理原則を独自に導き出して概念化し続けてきた。そのため、「作ると料理がうまくなるレシピ」と定評がある。それがきっかけとなり制作した著書『料理のきほん練習帳』(高橋書店)は、シリーズ60万部に迫り、料理レシピ本大賞in Japan 2014入賞もはたすロングセラーになったほか、『まいにち小鍋』(ダイヤモンド社)、『23時のおつまみ研究所』(ポプラ社)など著書は100冊を超える。
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