- イタリアのフィレンツェ大学は、コーヒーの修士号を授与する。
- 修士課程は、コーヒー作りの全てのプロセスにおいて学生を訓練することを目指している。
- 9カ月に及ぶ修士課程の授業は、イタリアのフィレンツェで対面で実施される。
フィレンツェ大学は、コーヒーの修士号を授与する。その課程で学生は、コーヒーの木の栽培から複雑なサプライチェーン、コーヒーの入れ方まで、コーヒー作りのプロセスのあらゆる側面を教わることができるという。
9カ月に及ぶ修士課程は1月に始まり、第1期生は24人だ。授業はイタリア語で行われるが、次年度以降は英語で行われる可能性もある。
授業はイタリアで対面で実施される。イタリアは"世界のコーヒーの都"とも言われ、エスプレッソや、マキアートやカプチーノといったエスプレッソをベースとしたドリンクが生まれた場所でもある。
多くの組織がコーヒー作りの講座を開いているが、フィレンツェ大学のプログラムは修士号を授与する数少ないプログラムの1つと言えそうだ。イタリアのUniversita del Cafeには世界のコーヒーを網羅する修士課程があり、アメリカのカリフォルニア大学デービス校のコーヒーセンターは、自らの長期的な目標はコーヒー科学の修士号を考案することだとしている。
ちなみに、コーヒーの教育を受けるためにイタリアへは行けないという人のためには、バリスタ・スクールやコーヒー教室がオンラインまたは対面でアマチュア、プロそれぞれに向けた講座を行っている。
フィレンツェ大学の"コーヒー"修士課程の責任者フランチェスコ・ガルバティ・ペーニャ(Francesco Garbati Pegna)氏は「わたしたちはこのビジネスの全ての側面を取り上げます。コーヒーの起源からその入れ方、出し方まで全てです」とBreezy Scrollに語っている。
「わたしが知る限り、このような講座は他にはありません」
[原文:You can earn a master's degree in coffee through a 9-month program in Italy]
(翻訳、編集:山口佳美)
からの記事と詳細 ( イタリアのフィレンツェ大学では、9カ月でコーヒーの修士号が取れるように - Business Insider Japan )
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