京都の老舗コーヒー店「イノダコーヒ」(京都市中京区)は、レギュラーコーヒー製造・販売大手「キーコーヒー」(東京都港区)と業務提携を結んだ。9月1日からは、共同で開発した家庭用レギュラーコーヒー「京都イノダコーヒ」を販売。全国の小売店や、キーコーヒーの直営ショップで購入できる。
イノダコーヒは1940(昭和15)年創業。京都市内を中心に、喫茶店などを運営している。
両社は喫茶文化の継承や魅力発信などを目指し、業務提携に向けた基本合意書を6月12日に締結。キーコーヒーによると、新型コロナウイルス禍で自宅でのコーヒーの消費が増加しているといい、基本合意により商品の拡充を狙う。イノダコーヒは京都府外での認知度を高め、新たな集客につなげたい考えだ。
「京都イノダコーヒ」は、オリジナルブレンドとモカブレンドの2種類。オリジナルブレンドは、まろやかな苦みと重厚感のある奥深い味わいを、モカブレンドは甘い香りと穏やかな酸味が調和した心地よさを楽しめる。
イノダコーヒの前田利宜社長は「時代にうまくマッチした味作りを実現した。広くご愛好いただけるものと自信を持っている」。キーコーヒーの柴田裕社長は「イノダコーヒの素晴らしい魅力を、全国に伝える手伝いができれば幸いだ」としている。
180グラムで、オープン価格(参考店頭価格は861円)。問い合わせはキーコーヒーお客様センター(0120・192・008)。【福富智】
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