Infarm-Indoor Urban Farming Japan(インファーム)は5月28日から、食品のセレクトショップ「DEAN&DELUCA六本木」(東京都港区)と「DEAN&DELUCA広尾」(渋谷区)で同社が展開するユニットで栽培した野菜の販売を開始する。
<(左から)インファームの「ファーム(畑)」と栽培された野菜>
2店舗ではともに「イタリアンバジル」(税込257円)、「パクチー」(257円)、「レッドソレル」(257円)、「わさびルッコラ」(257円)といったハーブ、野菜を販売。
また、インファームの野菜を使ったデリも販売する。デリは、パクチーを使用したメニューとバジルを使ったメニューを用意した。
パクチーは「レバノン風ポテトサラダ」(562円)、「タコのグリルと赤茄子のサラダ」(702円)、「パクチーシュリンプ」(702円)、「スパイスポテトサラダとフムスのサンドイッチ」(691円)、「きびなごとセロリのサラダ」(648円)、「ラムミートボール タヒニソース」(702円)をそろえた。
バジルでは、「海老とバジルのアボカドグラタン」(594円)、「枝豆のフムス」(454円)を売り出す。
<野菜の商品イメージ>
インファームでは、消費者がハーブや野菜を栄養素と風味に満ちた最も新鮮な状態で購入できるように生産地から消費地までの輸送距離を最短に設定。そのため、普段の料理での活用だけではなく、生のまま料理の仕上げに加えるといった用途にも使えるという。
インファームは、2013年にオスナット・ミカエリとエレズ・ガロンスカ、ガイ・ガロンスカの兄弟が設立した。高効率な垂直農法とIoT技術と機械学習を組み合わせたフードシステムを構築しており、組み立て式のファーム(畑)を都市全体に配置し、都市に住む人のために新鮮な農作物を栽培している。
今回、「DEAN&DELUCA六本木」と「DEAN&DELUCA広尾」が加わったことで、野菜を販売する店舗は東京都内で7店になる。同社では今年中に首都圏で複数店舗の展開も予定している。
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