１人用ドリップセットとこだわりの豆を提案する佐藤千恵さん（右）ら＝多治見市池田町
岐阜県土岐市妻木町の鈴窯は、１人用のコーヒードリップセット「ｓｏｕｐｉｒ（スピール）」と、多治見市池田町の喫茶店「Ｊｉｋａｎ ｒｙｏｋｏ」のコーヒー豆を組み合わせて販売する喫茶フェアをウェブ上で開いている。
セットはカップと筒状のドリッパー、受け皿の陶器３点で構成し、白と茶の２色。布製のフィルターを手掛ける名古屋市の丸太衣料と協力して開発した。
鈴窯はろくろ職人の鈴原崇さん（３５）とデザイナーの佐藤千恵さん（３５）夫妻で営み、クラウドファンディングでスピールを生み出した。京都の老舗喫茶店との企画に続き、今回は地元でこだわりのコーヒーとパンを提供する河村昭平さん（４３）、千恵さん（４４）夫妻と協力した。
フェアは来年１月末まで。ドリップセットにフィルター２枚、ブレンド豆１００グラムが付いて税込み７４８０円。ｓｕｚｕｇａｍａ．ｃｏｍから申し込む。
佐藤さんは「上質な休憩時間を楽しんでほしい」、河村昭平さんは「ネルフィルターに合うやや深めの豆を選んだ」と話している。
（箕浦由美子）
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