農林水産省は2日、10月の野菜卸値見通しを公表した。調査対象の14品目のうち、ハクサイやキャベツの卸値が平年（過去5年平均）より安値で推移しそうだ。レタスも10月前半が安値となる見込み。ダイコンやニンジン、ホウレンソウなど11品目は平年並みで推移するとした。
ハクサイは生育が良い見通し（9月、都内のスーパー）
ハクサイは主産地の長野県は適度な降雨で生育が進む見通し。キャベツは群馬県、千葉県など主力産地の供給が安定する見込みで、10月の出荷数量は平年をやや上回るとした。主産地で生育が良好なレタスは10月後半に長野県産の出荷が減り、価格は平年並みに戻る見込みという。
農水省の担当者は「気温が安定しており、ハクサイやキャベツなど葉茎菜類を中心に豊作傾向が強まりそうだ」と話す。
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October 02, 2020 at 10:08AM
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10月の野菜卸値、ハクサイやキャベツ安値に 農水省見通し - 日本経済新聞
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