いつまでも続く梅雨の影響が家計を直撃しています。さらなる野菜の高騰に嘆く人もいます。 静岡市駿河区で野菜を売りにした料理を提供しているカフェレストランです。毎日30種類ほどの野菜が料理に使われています。 <MARUSAN CAFE 相田須美子さん>「ナスとたまねぎとパプリカとピーマン、トッピングにかぼちゃとオクラとレンコンとパプリカです」 人気なのは野菜が8種類入ったグリーンカレーです。野菜の価格高騰はこの料理にも影を落とします。 <相田さん>「(Q.野菜が高くても料理の値段は変えられない?)値段は変えられない。みなさんに喜んでもらえるようにがんばっています」
スーパーでも野菜の高騰は続いています。 <青島將仁副店長>「キャベツは258円。例年だとこの時期200円を超えるのは珍しい。にんじんは238円」 さらに驚きの高さになっている野菜が…。 <田子重西中原店 青島副店長>「メークインは358円。長く青果をやっているが、この値段はほぼ見たことがないほどの高さ。千葉や茨城産は出荷の終わりで、増えてくる北海道産のものが増えきっていない。産地同士のつながりがうまくいっていない年は値段が上がる傾向にあるが、ここまで極端なのは珍しい」 これらの野菜の高騰は私たちが作るカレーに大きな影響を及ぼします。 <買い物客>「高くなっているのでカレーが作りづらいです」「安い方がいい」 野菜の価格高騰は未だに明けない梅雨が原因です。静岡市の7月の日照時間は7月29日までで54.3時間で、このままいくと歴代最短だった2003年の63.8時間の記録を塗り替える勢いです。
<農家 石上徹さん>「オクラの花弁が取れないんです。長雨のせいで普通はポロッと取れるのが取れない。オクラが腐ってしまう」 静岡市駿河区で毎年20種類ほどの野菜を育てている石上さんの畑では、日照不足や長雨の影響でオクラが茶色く腐ってしまったり蕾のまま花が咲かずに落ちてしまうなどの被害が出ています。 <石上さん>「早く梅雨が明けてくれないと私たちも仕事にならない。オクラをたくさん供給したいが、この天気でみなさんに行き届いていない」 オクラは例年の半分ほどしかとれていないということです。 <石上さん>「(Q.これは枝豆ですか?)枝豆だけど、雨が多いから実がついたまま腐ってしまう」 雨で畑が水浸しになったり土から水を吸いすぎてしまうことで枝豆が腐り茶色く変色してしまうということです。 <石上さん>「手間は倍かかるが、収穫量は半分以下」 明けない梅雨は、次のシーズンの収穫にも影響を及ぼすと石上さんは話します。 <石上さん>「トウモロコシ畑は収穫してもずーっと雨だったから機械が畑に入れなくて、ずーっとそのままで、草だけが生えてしまっている」 ここは6月中旬に収穫したトウモロコシ畑で、本来なら6月下旬には機械で畑を耕しキャベツやブロッコリーなどの秋冬野菜の苗を植え始めなくてはなりませんが、1ヶ月ほどスケジュールが遅れているといいます。 <石上さん>「農家の人はみんな泣いてるんじゃないか。こういう天気だと仕事にもならないし、泣いても泣ききれない」
静岡放送(SBS)
"野菜" - Google ニュース
July 30, 2020 at 04:55PM
https://ift.tt/2EyDuMB
カレーができない!?日照不足で野菜高騰が加速(静岡県)(静岡放送(SBS)) - Yahoo!ニュース
"野菜" - Google ニュース
https://ift.tt/2CxUiiM
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
No comments:
Post a Comment