農林水産省が6月30日に発表した食品価格動向調査（6月22～24日、全国平均）によると、調査対象の野菜8品目のうちナスやキュウリなど5品目の小売価格が前週比で1～5%上がった。
価格上昇は小幅にとどまった（6月、都内のスーパー）
ナスの小売価格は1キロ628円と前の週と比べて5%上がった。平年（過去5年平均）比では4%高い。キュウリは519円で前週比2%高く、平年比では11%値上がりした。産地の切り替え時期で市場入荷が減り、上がった卸値を反映した。
卸値は上昇したが、「緊急事態宣言中に増えた客足を今後もつなぎ留めるため、店頭価格を据え置いている」（横浜市内の食品スーパー）とする店もあった。
レタスは前週比4%値下がりし、平年比では11%安かった。市場で長野県産の入荷が潤沢だった。「仕入れ値も安いので、値ごろな価格で売りやすかった」（都内のスーパー）との声がある。
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June 30, 2020 at 03:38PM
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野菜5品目が値上がり、農水省の小売価格調査 - 日本経済新聞
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