<材料(1人前)>
アユ2匹、塩10グラム、竹串(あれば)
<作り方>
(1)流水でよく洗い、キッチンペーパーでぬめりを取る。竹串があれば口から尾にかけて刺す。
(2)全体に塩をまぶす。ひれと尾だけは、塩が浮くほどたくさん付ける。
(3)予熱しておいたグリルで、両面に焦げ目が付くまで中火で10分ほど焼く。強火で焼くと焦げすぎて風味を損なう。もし串を刺して焼けるのであれば、こんろの火を遠火に当てながらじっくり焼き上げると風味が引き立ちおいしく焼ける。
<ポイント>
焦げ落ちやすいひれや尾に多めに塩をまぶすのがコツ。ひれを広げながら塩をすり込むと、焼き上がったときにピンと立って躍動感が出ます。丸ごと食べるのが難しい場合は、尾を折って頭を引っ張ると背骨が抜けて食べやすくなります。
【監修】山県市で「美山観光やな」を経営する食料品店「いき屋」(岐南町)代表の岡田浩司さん(55)
多くの清流に恵まれる岐阜県を象徴する食材で、県里川振興課によると2021年の天然アユの県内漁獲量は約342トン。長良川では毎年5月中旬ごろに漁が解禁され、流域の観光やななどで10月ごろまで味わえる。コケ類を食べて育つた...
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