長野市は10日、市内などの7幼稚園で今月1日に提供された給食を食べた10歳未満~60歳代の園児や職員計149人が腹痛や下痢の症状を訴え、うち7人の便から食中毒の原因となる「ウエルシュ菌」が検出されたと発表した。
市保健所は給食が原因の食中毒と断定。調理した総菜製造会社「デリクックちくま」の第1工場(長野市篠ノ井小森)総菜製造ラインを10日から3日間の営業停止処分とした。
発表によると、149人のうち園児は123人。1日に提供された給食のうち、「鶏と野菜のコンソメ炒め」が原因とみられるという。全員回復したという。
同社は「多大な苦痛とご迷惑をおかけしたことを深くおわびする」とした上で、再発防止に向けたプロジェクトチームを発足させ、具体的な取り組みを開始したとのコメントを発表した。
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