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Tuesday, July 13, 2021

コーヒーを直接発酵させた甘酒発売 白河のこうじ店が特殊製法確立 - 河北新報オンライン

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「コーヒー甘酒」の詰め合わせを手にする山口さん

 福島県白河市の「山口こうじ店」が、コーヒーエキスを発酵させる技術の開発に成功し、「コーヒー甘酒」の販売を始めた。甘酒をコーヒーで割った商品はこれまでもあったが、直接発酵は業界初という。「爽やかな口当たりで夏バテ予防に最適」とPRしている。
 新商品の原料は福島県産米と4種のコーヒー豆、米こうじ、水だけ。コメの発酵に最適な温度と低温抽出コーヒーの製法温度がともに60度である点に着目した。タンパク質を含まないコーヒー豆を発酵させることはできないが、抽出エキスが米と溶け合った状態なら発酵できるという。
 新技術を開発した営業部長の山口和真さん(27)は東京農大大学院で醸造学を学んだ。「単にブレンドするだけの従来のレシピでは、比重の異なるコーヒーと甘酒が分離し、味がけんかしてしまう」と説明。1年がかりで特殊製法を確立した。
 発酵には繊細な技術が必要で、一度に作れるのは140ミリリットル入り瓶で6本が限界という希少品だ。価格は1本540円。洋風ラベルで高級感を醸し出した。
 「甘酒は本来、夏が旬の飲み物。新型コロナウイルス禍の内食や健康志向の高まりで甘酒の注目度も増している」と山口さん。「甘酒の重厚な甘みとコーヒーの優しい苦みを味わってほしい」と話す。
 連絡先は山口こうじ店0248(34)2728。

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