あり合わせの材料で、手間をかけずに作れる炒め物は、巣ごもり生活のお助けメニューです。肉と野菜を炒め合わせて塩、コショウをパッパッ…。簡単なはずなのに、今ひとつおいしく作れないんですよね。
「これを使うと、いつもとは一味違う炒め物になるわ」と、江上料理学院副院長の江上佳奈美先生が、レモンを持ってきてくれました。
早速、ギュッと果汁を搾りました。「果汁は下ごしらえにも使うの」と江上先生。何と、塩と一緒に焼く前の豚肉にまぶします。「お肉の保水性が高まって、炒めてもやわらかく、しっとりとした食感になるのよ。くさみも和らげてくれるから一石二鳥なの」
確かアボカドを切った後、変色を防ぐためにふりかけるのもレモン汁ですよね。レモンには味付け以外の働きもいろいろとあるんですね。
合わせる野菜はパプリカとスナップエンドウです。豚肉にはちゃんと火を通したい、でも野菜は手早く炒めてシャキッと仕上げたい。それには、肉を先に炒めていったん取り出し、野菜を炒めたところに戻し入れて炒め合わせる、という方法を江上先生に教わりました。今日使ったのは無農薬のレモンだったので、薄く半月切りにして4切れ加えてみました。レモンの果汁、コショウで最後の仕上げです。
色鮮やかな一品が食卓に花を添えます。肉はやわらかく、野菜はシャッキリ。レモンの心地よい爽やかな酸味でさっぱりと食べられます。ひなちゃんはスナップエンドウが気に入ったようで、「さやの中のお豆までおいしいですぅ」。カラフルな野菜をおなかいっぱい食べて、元気をもらいました。
【材料・3人分】
豚ロース肉(薄切り)……150グラム
パプリカ(赤、黄)………各1/2個
スナップエンドウ…………100グラム
レモン…………………………1/2個
塩、コショウ、オリーブ油
【作り方】
〔1〕レモンは果汁を搾る。
〔2〕豚肉は2センチ幅に切って塩少量、(1)の半量をまぶし、約10分おく。
〔3〕スナップエンドウはへたと筋を除く。塩少量を加えた熱湯で軽くゆでて冷水に取る。パプリカ2種はへたと種を除き、食べやすい大きさに切る。
〔4〕フライパンにオリーブ油大さじ1/2を熱して(2)を炒め、取り出す。
〔5〕(4)のフライパンにオリーブ油大さじ1、塩小さじ1/3を熱し、(3)を炒めて(4)の豚肉を戻し入れる。全体に火が通ったら残りの(1)、コショウ少量を加え混ぜる。
〔6〕器に(5)を盛る。
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