UCC上島珈琲は、「UCC職人の珈琲」のブランドリニューアルに伴い、大型ペットボトル(PET)コーヒーである「職人の珈琲」ボトルコーヒー(930㎖PET)のパッケージを刷新し、EC限定でラベルレスボトルのケース販売を開始した。
ボトルコーヒーは「無糖」「低糖」「ミルクに最適」の3品を取り揃えている。
UCCの飲料事業全体の方針について、取材に応じた油谷仁敬飲料マーケティング部部長は「主力製品の容器・容量の特性を生かして、コーヒー専業メーカーならではの独自性のあるブランド強化・育成を図っていく」と説明する。
小型PET、ボトル缶とともに大型PETの「職人の珈琲」にも注力していく考えで、「職人の珈琲」は「清涼感・本格感のイメージ向上ということで大きく3つ変更した」という。
1つ目は、3品ともシズルを中央部に大きく入れて清涼感を強化し飲用シーンを想起しやすくした。2つ目は、「低糖」のベースカラーを青からスッキリ感を想起させる水色に変更。3つ目は、3品の上部に金色の帯をデザインして高級感と本格感を強化するとともに、「売場で味覚の違いがはっきりと視認できるようにした」。
ラベルレスボトルは「無糖」のみでケース販売している。廃棄時にラベルをはがす手間を削減するラベルレスとともにケース販売にも商機を見いだす。
「昨年1―9月に大型PETコーヒー市場が5%程度伸長したが、これに大きく貢献したのがケース販売。ケース販売は、巣ごもり消費や売場への来店頻度を減らしてまとめ買いする需要が増加したことが追い風となり、二ケタで非常に伸長している」とみている。
なお、「職人の珈琲」ブランドではブランドリニューアルに合わせて、ブランド初の試みとして8日から、俳優・歌手の及川光博さんを起用したWEB広告を公開し「職人の珈琲」のレギュラーコーヒーを訴求している。
からの記事と詳細 ( 「職人の珈琲」刷新 ボトルコーヒーに新デザイン EC限定でラベルレスボトルのケース販売も - 食品新聞 WEB版(食品新聞社) - 食品新聞社 )
https://ift.tt/3vZgRHq
No comments:
Post a Comment