24日午前11時55分ごろ、岐阜県北方町の自営業男性(44)方に3、4人の男が押し入り、1階にいた男性と妻(41)、中学生の長女(14)が襲われた。男性は頭と腕をバールのような物で殴られ負傷したが、命に別条はない。妻と長女は切り傷など軽傷。男たちは白いライトバンとみられる車で逃げ、妻が近くの家具店に駆け込み従業員が110番した。県警が殺人未遂事件として捜査を開始した。
県警北方署によると、夫婦が昼食の準備をしていた1階ダイニングに黒の服と帽子、白いマスクをつけた男たちが押し入った。男性は扇風機で身を守ろうとしたが、バールのような物で殴られた。妻は投げ飛ばされて長女にぶつかり、それぞれ指に傷を負った。
男たちは無言のまま何も取らず逃走した。1階の玄関やリビングの窓は、事件前から無施錠だったという。
男性は投資関連事業に携わっており、夫婦と子どもの6人家族。事件当時、他の子ども3人も1階にいたが、けがはなかった。
近くに住む女性はこの日、「助けて」と叫ぶ女性の声を聞いたという。別の女性は今月上旬、黒い服、サングラス、マスク姿の不審な男が被害者宅を見ながらうろつく様子や「尾張小牧」ナンバーの黒い車を目撃していた。県警はこうした情報も把握しており、関連を調べている。
現場は、JR東海道線穂積駅から北へ約2キロの静かな住宅街。【沼田亮】
2019-08-24 12:36:00Z
https://mainichi.jp/articles/20190824/k00/00m/040/280000c
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